第17回 ミッション番外編 【読書録】できることから、はじめよう!!


{「ゆるす」という禅の行き方 }というを読みました。

「中途半端な自分を変えたいのなら」という一節のなかで、
「着眼大局 着手小局」という言葉についての解析がありまして・・。
この言葉は、禅語ではなくて・・
中国の古代戦国時代末の思家化で、「荀子」という人が述べている言葉で、「青は藍より出て藍より青し」という言葉が有名。
自己流でなく、きちんと信頼できる師の下で体系的に勉強し、かつ正しい礼を学んで身に付けた君子を目指さなければならない。っていう、
現在ビジネスにおいては、良い「メンター」をもちなさい といったところでしょうか??
お話は、今回の本題「着眼大局 着手小局」にもどって・・
この本の中では、伝説の棋士、枡田幸三さんがよく色紙などにサインしてご自信の座右の銘的な言葉として愛した、と紹介されており、意味としては、

ということでもあるのですが、まず頭でいろいろ考えていると、最終的な、そして完璧な完成図だけを思い浮かべてしまい、(一足飛びに!!)
「ああ、やっても失敗したら無駄だなぁ」
「きっとこんなことがあって、できないよ」
などど、行動したときに失敗するシーンばっかり浮かんだり、
「きっと上司にも反対されちゃうに決まってるよ」など・・
もろもろできない理由を考え、結局は何もしないまま時間が過ぎ去ってゆく・・ なんて事はないでしょうか(僕はありまくりMAX)
まずは自分にできる小さなことから、目標に向かって始めてみると、(行動してみると)
以外にそれにはまっていって、その小さなタスクは終わって、「さて次は?」
なんてことに。(僕のことです。まず今日の目標はPCを立ち上げるってとこまでやろう・・(←それだけかい!!)っておもってたらずるずるやっている次第です。)



実際は大きく捉えすぎていた、または軽く見過ぎていた・・などがわかり、動いてみると、やる気がモリモリ・・ってこともあるんだなと、恐縮した限りでした。
この本でも、「大きな目標を達成するには、まずは身の丈にあったことからはじめよう」とあり、先ず身近で自分にできる小さな事から積み上げてゆこうということを学びました。
この、「ゆるすという禅の生き方」という本では、禅の考え方や先人の教えを現代の生活などにいかしてくれるヒントが、「とってもわかりやすく」書かれている本で、とても面白い本です。枡野先生の本 も一冊買おっかな・・。
ってことで
「大きな事を成し遂げるにはまず、まず自分にできることから、すぐ行動しよう!!」
よし、今日は昨日の自分より1mmでもいいから先に進んでみるぞ!!
(でも1mmってあまりにも志と設定が低すぎる・・かな・・・??よし、狙え!!逆転満塁ホームラン!!←だからそれが駄目なんだってば・・・)

めげずに次回もよろしくです。
参照引用
・書籍 枡野俊明 著 水王社 《「ゆるす」という禅の生き方》
・WEB SITE
フリー百科事典 「荀子」

この記事へのコメント