第190 回 《読書シリーズ》権力 を握る人の法則 その1 権力は得たほうがいいの?

皆さんこんにちは。
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今回から,読書シリーズ、ビジネスパーソンの方々には語りつくされた感もある名著

・著書名「権力 を握るひとの法則」  日本経済新聞出版社
・著者 ジェフリー・フエィファー 村井章子訳

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この名著についてリサーチしてゆきます。この本では
・なぜ組織において権力を得たほうがいいのか
・組織において、権力につくにはどのような資質や行動をしなければいけないのか等・・
そしてトップに立てる人の「7つの資質」について述べられており、多くの事を考えさせられる内容となっています。

著者についてご紹介しておくと、著訳は,ジェフリー・フェファー (Jeffrey Pfeffer) 教授。
スタンフォード大学ビジネススクールの教授(トーマ ス・D・ディー2世記念講座)で、専門は組織行動学。1979年よりスタンフォード大学で教鞭取っているというかたで、多くのビジネス名著を出している教授。なんか偉い先生みたいだが・・・まずはhiro志の素朴な疑問の「あるあるhiro志劇場=フィクション」から、レッツラゴー!!

1)世の中は公平ではない
皆さんこんな光景を見たことがないでしょうか。どんな会社でも、会社へ行けばよく見る光景が。
・Aさんは、抜群に仕事ができてとても後輩の面倒見がよく、クライアントに対するカスタマーサービスも素晴らしい・・・
・Bさんは、、それに対して,仕事もできるんだけど、社内にいて、基本会社にいてクライアントより、上司のご機嫌をとっている気がする・・なんかずるいなぁ・・
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次の出世頭は当然Aさんに違いない!!
あれあれ?でも気がついてみると、「いつもうまくやってるBさん」人の方が上長になっていて、真面目にやってる人Aさんは、調子のよい、Bさんの下につくようになってしまった!!と言うようなことを見た事は無いでしょうか。
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そんなばかな!!お天道様、ちゃんと見てくれよぉ!!
なんて、なぜAさんより仕事ができない、Bさんが評価され、出世してるのかというのは疑問を持った事はないでしょうか。
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ちっちっ、ちょいと待ちな!!(以下江戸っ子風に)
「おいらは人の手柄をとったり、押しのけてでも自分をオレオレって、ごり押ししたり、そんな策謀に近い動きをしてまで、出世はしたくねぇってもんよ。べんらんめぇ」「実ほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな・・っていうじゃねぇか」
「神様は、真面目にやってれば必ずが見てくれるだろう。って昔学校の先生が言ってた」ってしかし、現実は・・


実はBさんは、サボりに見える動きをしていながら、スキルもAさんに比べてないのに成功していますが、実はこの権利を得るために非常に大きな努力をしていたのです。                                       
この本では「権力を持つ」ためにはどうしたらよいか、「権力をもったらどうなるか」と言う事を正面から見ています。


2)必ずしも仕事ができる人=出世する人だとは限らない。

・本書を読むに従って、業務をするための仕事と・・・権力を得るために行わなければいけない仕事は進め方が違っているのだと感じる。

・実はBさんは仕事を進めていないように見えて、必死に組織で権力を得てゆく・・という業務内容で仕事を日々行っており、

「権力や地位を獲得し維持するのは、生易しいことではない。思慮深く、粘り強く、戦略的でなければならず、油断してはいけないし、必要とあらば戦わなければならない。」つまり組織で権力を得るためには、組織に対してもこのようなスタンスで厳しく、仕事を進めなけば、出世はおぼつかない・・となってくる。こりゃぁ大変そうだし、なんか憎まれそうだなぁ・・

3)権力を得て、出世することの利点

仕事ができることだけでは出世できない・・ジェフリー教授曰く、
「賢い政治力と上昇志向がキャリアにおける成功、ひいては経営者としての成功」と深い関係があることを示している、とジェフリー教授は述べており、(政治力=この場合は世渡り力?って大きな要因かもしれない)
このことは実際、ここでは述べないが、実証研究でも裏付けられている。厳しいが、現実この世界では、そんな事実がかなしいかな・・現実なので・・「力を持つこと」と「賢く使うこと」が組織で生き延びるのに役立つ・・と教授は述べる。

なんか弱肉強食だなぁ・・。
では権力を得るとどのような利点があるのか・・教授のあげる3つの事をあげている。

1)職務権限が高い人ほど、長生きしやすい
2)権力を持つと、金持ちになりやすい
3)リーダーシップがふるえることで、目標を達成しやすくなる。

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4)権力を得ることの利点その1 健康にいい💚
まず第一の理由・・長生きする??なんだぁ??
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「権力や地位があるほど長く人生を楽しめる可能ことである。」とあるぞ!!

策謀を使って他人を蹴落としてしかも、まじめにやっていた人より長生きしちゃうわけ??それについても作中ではその研究についてロンドン大学の疫学研究者マイケル・マーモットによれば、イギリスの中央官庁で働く公務員を対象にした長期的 研究 の結果、興味深い事実を発見した。

★(職務権限と地位が低い人のほうが)死亡率が高い・・というのが判明!!
言うまでもなく死亡率には、組織内の序列だけでないが、 まざまな要因が関わってのだけれど、マーモットによれば、直接病気・・で死んだというの説明がつくのは  喫煙、コレステロール、血圧、肥満、運動、などで説明できるのは四分の一程度!!(いわゆる本人の不摂生?) 。
では、それ以外4分の3はとなると仕事の決定権、裁量権の権限の度合いに、病気になる確率が比例する・・という説を
述べている。


なんだって!!権力を得たほうが健康的・・出世したほうが長生きできるってこと??
たしかに、上司に使われて、浮かばれなくて、憂さ晴らしに飲みにいったり、暴飲暴食や悪い生活習慣におちいると、こりゃぁ健康に悪いかもだが、仕事の裁量権がなくて自分ではどうしようもない環境で仕事をせねばならず、自分のスキルなどを発揮できず、無力感を感じ続けたら・・これはネガティヴな感情から、健康を害するのかもしれない。

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出世できないと、健康面でよくないのかぁ‥  うーむ恐るべし!!
んじゃ、仕事で業績を出しているからって、安心できないってことかぁ??
(ってhiro志は業績だしとるんか??おじさんは悲しいぞ!!というような嘆きをぼやきながら、次回に続くのココロだぁー!!
続く!!

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hiro志

《参考文献》
・「権力 を握るひとの法則」  日本経済新聞出版社
・著者 ジェフリー・フエィファー 村井章子訳

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