第208回 (お料理シリーズ)ボルシチ はやく紛争が終わってほしい・・祈りを込めて
皆さんこんにちは。
本当にロシアとウクライナの紛争は長期化・・・。報道番組では、何がどうして・・など専門家の先生方がいろいろなコメントを解説してくれていますが・・
戦乱に巻き込まれた方々は今こうしている間にも、自分の国から他の国へ避難・・。インフラなどが遮断され、通常の生活ができない・・かけがえのないご家族が銃弾に巻き込まれる・・など本当にご不自由・・だけでは済まない悲しみが続いているわけで・・。
この悲しい事態を終結させる為の「具体的な案」と「実際の行動」・・が見えてくれば・・と思います。
(いつも一緒だった、大切な家族でもあるペットのワンちゃんや猫ちゃん、戦地にいる動物もかわいそうな目に)
今回は、何もできない拙い僕ですが・・平和が早く訪れますように・・祈りとともに、僕なりにボルシチを作ってみたいと思います。初挑戦です。
ウクライナの郷土料理
ボルシチといえば、ピロシキとともにロシアの名物、とおもいきや、実はウクライナ発祥の野菜スープで、多種な野菜の他、赤いビーツ・牛肉・サワークリームが入るのが特徴。
イタリアの「ミネストローネ」と似てるけど、あちらはいろいろな野菜の他、イタリアらしく、トマト・ベーコン・オリーブオイルが入るのが特徴。ボルシチのほうは、ウクライナ発祥の野菜スープで、入れる野菜は多種、その土地のものなど、あまり決まりはないが、赤い「ビーツ」という野菜を入れるのがポイント。
ビーツってなんだ??
そう、ボルシチの赤い色はこの「ビーツ」という野菜から来たものだった!!(初めて知った・・ボルシチの赤い色は、トマトかと思った)
缶詰めを開けると、「赤い!!」もともとビーツは、地中海沿岸地方原産のアカザ科のサトウダイコンの一種で(って初めて聞くぞ)、見た目はかぶに似ていますが、赤い!!じつは日本でも生産していて、和名では、火焔菜(カエンサイ)ともいうのだとか。ビーツ単体では、ちょっと土っぽい味わいがしました。
一般的にはビーツは固いので、火を通して「ゆでてから食べる」から食べるのが基本。ということで、
各家庭や地域によっての、お母さんが家族のためにつくる家庭の味・・らしく、(味噌汁みたいなものなのかな)今回は缶詰めのビーツを使用。開けてみると本当に真っ赤!!ロシア産でもウクライナ産でもないけれど、これで作ります。
それでは料理開始!!(始めてくるので、調味料の量などかなりアバウトです・・・)
~幸せを祈りながら ボルシチ ~
材料
・牛肉もも肉・・・200g
・ビーツ・・ひと缶 千切り
・にんじん・・1本 いちょう切り
・キャベツ・・・4分の1 短冊切り
・玉ねぎ・・・一個・・薄切り
・じゃがいも2個・・・食べやすい大きさに
・にんにく・・・2分の1
・バター・・・適量
・コンソメ・・・2個
・お水・・800ml
・ローリエ・・・2枚
・塩・胡椒・・・少々
・白ワインビネガー(あれば)・・・大さじ1
・ディル・・今回は、ディルが入手できなかったためミントで代用
作り方
1)中火に熱したフライパンにサラダ油をひいて、牛肉を中火で炒めて、いちど取りだす。
3)牛肉を食べやすいおおきさにカット。
4)水800mlを鍋に沸かしておき、炒めた野菜、ローリエとコンソメを入れて、ビーツ(缶詰めの汁ごといれます)、
牛肉を入れて、中火で全体の味が馴染むまで煮込みます。あれば少量ビネガーを入れる
5)塩コショウで味を調整する
6)器に盛り付けて、サワークリームとディルをトッピング。
出来上がり!!
今回は缶詰めのビーツを使用したのと、お肉はスライスされた、牛ももを使ったけれど、ブロック肉を使ってじっくりゆでると、旨味が出そう・・、または豚肉でもおいしいと思います。
また今回は、あまり赤が綺麗に出なかったけれど、お酢を入れるのは入れることで、赤い色が綺麗に出るそうです。
サワークリーム、トッピングしましょうね。ディルも。
食べながら、思うことは・・紛争が長期化していますが、どうかウクライナはじめ、悲しい戦争後終結し、人々にはやく安らぎが訪れますよう、お祈りいたしております・・ということです。
hiro志
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