第251回 (音楽シリーズ)推しバンドの作品で売れなかったアルバム と井の頭線 10cc後編

こんにちは。

いま巷はゴールデンウィークの真っただ中ですが、お休みの方、お仕事の方・・・いかがお過ごしでしょうか。

さてさて、今回も前回の後編の僕の個人的お聞き入りバンドのひとつ、10cc(テンシーシー)のお話しその後編。

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前回は、彼ら10cc(テンシーシー)が残した永遠の名曲10cc「アイム・ノットイン・ラヴ」

という名曲のご紹介でしたが、この曲は彼らの最大の成功傑作の誉れ高かったのですが・・

一方彼らにも多くの作品の中にも、あまりヒットしなかったアルバムも存在していたわけで・・・「アイム・ノット・イン・ラヴ」よりも後に作成されたアルバムのお話し。

ぼくがこのバンドに惹かれてしまったあの頃。(リアルタイムの10ccではないけれど)ちょうど、テクノロジーとしてはCDが開発され、あらゆるミュージシャンのレコード盤がCDに音源が移行するころで、どこのレコード屋にいっても10ccの国内版LPレコードはほぼ絶版になっていました。

しかたなく「アイムノットインラヴ」が入っていないアルバムを渋谷のタワーレコードで輸入盤を購入して、カセットテープ(!!)にダビング、ウォークマンで毎日聞いていた。そのアルバムがこのアルバムだった。

      「LOOK HERE!!」

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っていう名前のアルバム。評論家たちの意見では「あまり印象がない」「昔の勢いがない」「10ccが5ccにパワーダウン」など、

あまり芳しくない評価だった、このころの10ccだったけど、僕の中ではこのアルバムお気に入りで、(このアルバムの制作時、確かに主要メンバーのエリックスチワートが事故で不在だったり、「GROUP」とジャケットに打ち出している割には、チリジリかんたっぷりで(そのキャッチが悲しくもあったのだけど)周りの友人やみんなには「おとなしめの曲の寄せ集めジャン??」あまり聞かれていないアルバムだった。

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学生だった僕はそのころ渋谷に通っていたのだが、井の頭線に乗っていた。

東京の渋谷~吉祥寺という終点から終点までの距離で急行で30分くらい?

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井の頭線が大好きだった僕は、学生だったせいか時間もたくさんあって、よく沿線に降り下車しては、下北沢で仲間とアマチュアバンドしたり、井の頭公園駅などで下車して散歩、公園の池周りで吉祥寺の「いせや」さんで買った焼き鳥食べたり・・・                     

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 井の頭線に乗ること自体が本当に幸せいっぱいだった・・・そして、通学時や帰宅時の井の頭線の中で、カセットのウォークマンでこのアルバムをテープが擦り切れるほど??聞きまくっていた。

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お話はアルバムのほうへ戻りまして・・

評論家たちの中では、酷評だったこのアルバムだけど、このバンドのファンだった僕には、魅力満載のアルバムで、

実験的な楽曲や録音技術は見られないが、以前よりもPOPな内容でメロディーが美しい曲も含まれるこのアルバムは、嬉しい内容になっていた。


メロディメーカーのグレアム・グールドマンが書いた「I HATE TO EAT ALONE」・・・

そして、シンプルなコード進行だけど、10ccの底力を感じさせる、僕が大好きな曲、「I TOOK YOU HOME」など、(必殺の)美しいメロディーが隠された名盤でした.

使われているシンセサイザーには、どう転んでもそのころの僕には購入できない高額楽器のYAMAHAのCS80というのが使われていたり、音的にも面白くて・・ジャケットも2種類存在していて、僕は海岸にいる羊のジャケットのヴァージョンが好きです・・・

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井の頭線をおもいだすとこのアルバムのメロディーが浮かんでくる・・

ま、青春の一作だったかな・・・あ、おじさんの思い出話になってますね。いつかまた機会を見て、このアルバムを聴きながら井の頭線に乗りたいな…なんて思っています。

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 皆さんの選ぶ「自分しか知らないけど」思い出の一曲!!のお話も是非コメント聞かせてくださいね!!

 このゴールデンウィークも、皆様にすてきな事がございますように。今回もこのBLOGにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。

hiro志

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