第254回 (料理シリーズ)鮭のムニエル ガリバタ醤油味 香りのよいソースで・・・
皆様。こんにちは。
季節は梅雨入りになり、しっとりとした雨と真夏日を感じさせる天気の中・・・皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、ガーリックバターのソースでいただく、鮭のムニエルをご紹介いたします。
美味しく簡単に作れるので、ちょっと見てみてくださいね。
鮭くんの一生
そもそも鮭ってば、川をどんどん上っていくイメージがあって、よく自然のドキュメンタリーでは取り上げられるんだけど、ちょっと簡単にまとめてみると、こんな性格があるみたいです。
鮭は基本的に淡水魚なんだけど、日本の川で生まれてから、しばらく大きくなったら、ご存じの通り、海へ下り、なんとアメリカやロシアの海まで遠征に。鮭の回遊ルートは、ある程度決まったルートをたどることが分かっているようで、
生まれた年の夏~秋はオホーツク海、
冬は北太平洋で過ごし、
翌年の夏にはベーリング海へと至ります。うわー、大キャラバンだぁ・・・
割と温度が低い海が好きらしく、その後は、夏はベーリング海、冬はアラスカ湾とを行き来しながら成長します。
数年を海ですごして、成魚に成長すると、生まれた川へもどってきて、(なんで生まれた川へ帰ってくるのか、これるのか、今だにいろんな説があるらしい)群れの中から気に入ったカップルが生まれ、それから巣作りが始まります。
雌が産卵床になる穴を掘り、雄は他の雄が近づくのを防ぎます。
そして、新しい命が!!一尾あたり卵は3000個くらい産む・・らしくって、産卵が終わると外敵から卵から敵を守ったことを見届けるように、やがて力つきて、雄も雌も息を引き取っていきます。鮭の種類で多少違ってくるけど、寿命は一般的に3〜7年程度とのこと・・・
ぐすん、そうか、そんなに大変だったのか、鮭の皆さん、苦労したなぁ・・・
心して味わさせていただきたいと思います。んでは、敬意をもってレッツラゴー
鮭のムニエル★にんにくバター醤油
材料 (2人分)
・サーモン (または鮭切り身)・・・ふたきれ
・塩、こしょう・・・・少々
小麦粉・・・・適量
サラダ油・・・・適量
バター・・・・適量
ソース
にんにく(みじん切り) ・・・ふたかけ
バター・・・・7g~10g
しょうゆ・・・大さじ2杯
みりん・・・大さじ1杯
作り方
1)サーモンは塩、こしょうをふり、5分ほどおく。
2)水分が出てきたらペーパータ オルなどでふき取り、小麦粉をまぶす。
3)フライパンにサラダ油とバターを入れて中火で熱し、 鮭を焼く。
4) 焼き色 がついたら裏返し、ふたをして弱火で3~5分蒸し焼きにする。焼けたら 器に盛っておく。
5)ソースを作る。 鮭を焼いたフライパンに、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったらタレを加えて少し煮詰める
6)器の鮭にソースをかけたらでき上がり。
鮭は、普通に売ってる切り身で作ってもおいしいですし、サーモンを使うとちょっとあらたまった感じですよ。香ばしい香りも嬉しい、ムニエル。御飯にも合いますよー
写真(下)はとある銀座のフレンチレストランで食べた、サーモンの料理です。レストランで(あ、しゃけ)と言ってしまった事があって、同席した女性にはドン引きされた思い出がありますが。
とにかく、鮭ってば、日本の食卓を彩ってくれるお魚なんですね。焼いてよし、おにぎりで良し、ちゃんちゃん焼き、石狩鍋・・・食べられないところは無いくらいありがたい魚なんだなぁ・・ふむふむ。
梅雨とは言え、暑い日が出てきたり、突然、寒くなったりするので、皆様、ご体調のほう、お気をつけ下さいませ。
今回もこのBLOGにお立ち寄りくださり、本当にありがとうございました。
🍸hiro志’S WINE NOTE
今回のさ白ワインは勿論、あまり渋みが強くないライトボディの赤ワインや、これからの季節、ロゼのスパークリングワインなんかもオススメですよ
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